夢見る男の日記

ゆるくくだらない日記

就活生に送る、現役面接官が面接時にこれだけはやってはいけない5つのポイント

僕はこんなくだらない日記を書いていますが、会社で人事の面接を行っています。

「えっオマエが!?」とみなさん思われるでしょうが、立派にやり遂げています。

 

そんなことで今回は就活性必見!!というほどではないですが、僕が感じる現代の"就活"についてブログを書きたいと思います。

 

まずは簡単な個人プロフィール

男 29歳 175cm 75kg (先日の健康診断で中性脂肪高めと診断される)

東洋大学出身

新卒で大手ハウスメーカー営業に勤務

新卒3年目で主任になり、全国営業成績10位(2000人中)!一回だけ…。

合同説明会で新卒社員の声的なお手伝いをしたり、一次面接のグループディスカッションの面接官をしたりしました。

 

もともとクリエイティブ系の仕事をしたかったので、入社4年目で退社。

1年間印刷のバイトをしながら専門学校に通い、都内小さなweb制作会社に入社

 

入社1年で制作部の中の一つのチームのリーダーになり、人事の面接を担当している。

 

現役の面接官がみるこれだけはやってはいけないポイント

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■質問の答えを丸暗記するのはNG

志望動機や自分の長所・短所などは必ずといっていいほど聞かれる質問です。

事前に答えを用意して一言一句同じに暗唱する人が多くいます。

 

これはNGです。

面接官は朗読を聞きに来ているわけではありません。

エントリーシートを読んだ方がマシです。

 

面接官は多くの学生や求職者と会っています。

その人が記憶してきたものを暗唱しているのか、その場で自分の考えを述べているのか大体わかります。

 

事前の準備は大切ですが、社会人としてその場に応じた対応と受け答えは最低限必要なスキルです。

これはどんな業種であってもそうだと思います。

 

大体、こんなことを話そう、くらいの準備で大丈夫です。

あとはたどたどしくても自分の意見を言える人を企業側は欲しています。

あまりにも支離滅裂になってしまうようなら、模擬面接的なものを受けて質問に答えられるようにしましょう。

 

POINT

  • 暗唱はとっても悪印象。
  • その場で自分の意見を言おう。
  • 模擬面接や友達と練習して面接になれよう。

 

■机にヒジをついて話す人が意外と多い

 もちろん、いきなりヒジをついて「面接おねがいしやーす!!」的な人はまだあったことがありません。

(逆にそんな人がいたら少しだけ興味がわきます…)

 

問題は対面で机に座り、レジュメや会社のパンフレット等を説明しているときにヒジをついたり、姿勢が悪くなる人が多いのです。

面接官はそういうところに敏感です。

 

説明を聞こうと集中するあまり、他の部分に意識がいかなくなることが多いのです。

せっかく、それまで印象が良くても一つの無礼ですべてが台無しになってしまう事が世の中には多々あります。

 

30分程度の時間なので、細部にまで神経を研ぎ澄ませて下さい!

 

POINT

  • 気のゆるみでヒジをついたり、姿勢が悪くなることがあることを知ろう
  • 些細なことでも面接官は見ている

 

 

■ネガティブなことは極力言わない

自分は制作会社なので、ポートフォリオ(制作物)を学生の方たちに提出してもらっています。

 

もちろん、プロの目からめれば出来が褒められるものは少ないです。

(なかにはとんでもない完成度のサイトを作る人もいますが…)

 

僕は出来る限り、面接の時にポートフォリオを褒めるようにしています。

「おしゃれですね」「かっこいいですね」「すてきです」

 

そうすると半分ぐらいの人が

「時間が足りなくて、〇〇の部分が未完成なのですが…」

「自分の理想としているところまでは仕上がってないんです。」

的なことを言う学生がいます。

 

これは完全なマイナス要素です。

自分が納得していないものを人に見せるというのはプロとしては失格です。

本当にそうであっても、マイナス要素を言う必要はありません。

 

褒められたときは無理に謙遜するのではなく、思いっきり「ありがとうございます!!」とだけ答えましょう。

 

一般的な面接であっても”自分の短所”や”失敗談”等を聞かれることがあります。

「〇〇が苦手ですが、××をして克服できるよう努力をしています!!」

のように必ずポジティブな意見で終わると好印象です。

 

面接は自分を売り込む場であって、自分を知ってもらう場ではありません。

自分の短所は最小限に抑え、最大限自分の長所を面接官に伝えましょう。

 

POINT

  • 自分のマイナス要素を言う必要はない。
  • どうしても言わなければならない場合は、必ずプラス要素を加える。
  • 面接は自分を売り込む場である。

 

■否定的なことをいわない

前項に少し共通する部分ですが、否定的なことは面接では絶対タブーです。

 

「以前、〇〇会社の説明会、面接に伺ったのですが自分にあっていませんでした。御社であれば自分の可能性を最大限発揮できると思います」

 

そんなことをいう学生がいました。

もうドン引きです。

 

他社や他人を否定する人と一緒に働きたいと思えません。

実際に本当に自分に合わなかったのかもしれませんが、それを面接で言う必要はまったくありません。

 

自分の心の中にとどめましょう。

 

POINT

  • 他社や他人を否定する人と一緒に働きたくない。
  • 否定的な意見は悪い印象を与える。

 

■ウソをつかない。ついてもすぐバレる。

面接では自分を売り込もうとして、できない事をできると言ってしまう事があります。

 

これはギリギリOKです。

 

もし、webサイトを作ったことがないのにある!と答えてしまったら、次に会う時にまでに死ぬ気で作れる様になればいいのです。

 

人としゃべるのが嫌いのコミュ障でも、自分の強みはコミュニケーション能力です!と答えてしまったのなら、積極的に人と話して能力を上げればいいのです。

 

社会ではこれをウソとは呼びません。

未来を偽ることはウソではないのです。ツジツマが合うように努力をすればいいだけです。

 

しかし、出来なかったときはウソになりますので、そのあたりは自己責任で…。

 

問題は自分の過去を偽ることです。

 

甲子園に出た!(本当は地区予選2回戦敗退)

留学経験がある!(本当は本州からもでたことがない)

大学のゼミ長をしていた!(本当は3分の1も出席していない)

 

これはもうどうすることもできません。

自分を良く見せよう、大きく見せようとしてついたウソはバレた時、一気に信用を無くします。

 

最悪の場合、内定取り消しになってもおかしくありません。

実際、大学に問い合わせをしたりなどは滅多にしませんが、世の中は狭いものです。

 

先輩や友人の知り合いが会社や取引先にいたりすることは結構あります。

間違っても見栄を張ったウソだけはつかないようにしましょう。

 

POINT

  • 未来に対するウソならOK(ウソじゃ無くせばいい)
  • 過去に対するウソはNG(高確率でバレる)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

皆さんの就活に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

自分の学生時代は就活が嫌でしょうがなかったのですが、今思えば自分をあんなに見つめ返した時期は後にも先にありません。

 

その経験がこれから社会に出て必ず役に立ちます。

一人でも多くの人が希望の職に就き、素晴らしい未来を迎えられることを願っています。

 

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